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2. 自由が丘ヒルズ計画地の問題

計画予定地は、もともと西側に狭拡幅の私道を有するのみの土地(所謂“旗竿地”)です。

コプラスは南側接道を確保するため私道(位置指定道路、公道から30メートルほどの私道(2項道路)を経ての袋地に存する私道)に面した住宅を“買収”することにより接道を確保しました。(所謂「地上げ」?)

ここには以下のような問題があります。

  • ž建物が建設される予定の旗竿地と“買収”し接道確保した南側土地との間には3m以上の段差(現在は擁壁)があります。南側接道へのアプローチには階段を通る必要があります。
     

  • ž接道地から建物の傍へは車輌等の進入は不能となります。又、災害時や緊急時避難、車いすや歩行支障者の通行にも大きな問題が指摘されます。
     

  • ž加えて3mに満たない西側通路幅半分を使用しての駐輪場設置案や南側通路の駐車場化も安全上の観点から懸念事項と考えます。
     

  • žまた、広範囲で地下階を掘り下げることも振動などによる非常用井戸水脈や隣地擁壁も含めた地盤への影響が懸念されます

自由が丘ヒルズの構造

計画地も周辺環境も、本来低層戸建住宅を想定した街並みが伝統的に形成されてきました。

žそこに「合法的」にのみ着目し建設される17戸・1,000平米以上の「巨大な」“共同住宅規模の長屋”が建設されることにより、防災対応を含めた安全面、この規模の居住者増による様々な生活行為が招く問題を抱えているように見えます。

例えば、十分な駐車・駐輪スペースが無いことによる青空駐車・共有私道での頻繁な車輛通行…今の「計画」では、僅か2台の駐車場は住民に使用され、運搬業者の荷捌きスペースすら確保されていない案となっています。

žまた….長期の工事による或いはその後も含めた大型車輌の通行・騒音対策・プライバシー保護・現状日影/眺望への妥当な配慮・居住者の不測の流動化(賃貸化等))等が地域や近隣住民の懸念になります。この事業に参加される購入者の皆様は、このような社会的コスト負担や、今後の様々な「調整」や「補償」に伴う時間とコストの負担をコプラスではなく「事業主」として(可能性としては無限大に)背負って頂く可能性があります。

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