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第2回住民説明会時の主要な要望事項

(平成28年8月9日 18:00-21-00 於緑が丘文化会館)

  1. 環境保全の要請
    ・法律の範囲内であれば、周辺住民が長年築き上げてきた周辺環境(コプラス社自身が宣伝文句で詠っている閑静な邸宅街)を破壊するような建物を建設しても好いのか?

     

  2. コプラス社経営者の住民説明会への参加要請
    ・利益を優先するあまり、周辺の環境や安全性に殆ど配慮されていない、このような計画を実行しようとするコプラス社としての経営理念や開発理念を含めた会社の立ち位置を直接、責任者から聞きたい。
    ・コプラス社は周辺住民に対し、誠意ある対応をすることを約束しており、その一環として、トップ自身が周辺住民との信頼関係を醸成すべく、説明責任を果たすことについては、何ら拒否する理由はないはずである。

     

  3. 安全性担保の要請
    ・法律上の最低の要件である、災害時の避難路(2m)は確保されてはいるが、消防車両が水平面に上がれず、消火活動に支障を来たせば、周辺住民を多大なる危険に晒すことになる。
    ・これは法律論ではなく、住民の生命に関わる問題であり、事が起こってからでは遅い。

     

  4. コーポラティブ方式への疑義
    ・コプラス社は建設組合が結成される前から、戸数や図面まで決めた上で、入居者募集を行っていた事から、取引協議会よりコーポラティブ方式として問題ありとの指摘を受け、募集要領を変更せざるを得なくなった。
    ・本来であれば、コーポラティブ方式では、組合が結成され、事業化に関する協議の上、業者を選定する手続きであるが、本計画はコーディネーターであるコプラス社が17戸、敷地面積1000㎡を前提に推進しており、組合としての自由度は全くない。(本事業は土地所有者の永瀬氏とコプラス社の共同事業に見受けられる。)
    ・又、南側接道面及び避難路確保の為にコプラスが取得した土地がなければ、本計画は実行に移せず、この点でも組合としての自由度は全くない。(本計画を実行する為には、コプラスの言いなりにならざるを得ない。)
    ・仮に組合が安全性の確保の為、戸数を減したいと考えた場合でも、経済性を優先させた本計画が変更される可能性はない。

     

  5. 重層長屋の危険性の指摘
    ・街づくりに関するレポート(XXX)に共同住宅に比べ、重層長屋は法の規制が緩い事(消防法等)から危険度が高いとの指摘があるにも拘わらず、本計画は将に、共同住宅では建設出来ない規模の建物を重層長屋として建設する典型例である。
    ・これらの重層長屋の危険性についても、入居予定者には告知頂きたい。

     

  6. 合法であれば何でもやって好いのか?
    ・合法であれば、周辺住民の命を危険に晒し、住環境を破壊し、住宅の資産価値を低減させる行為も許されるのか? 会社としての見識は?

     

  7. 入居予定者及び土地所有者の永瀬氏の住民説明会への参加要請
    ・入居予定者は将来、建設組合員になるはずであり、住民の要望を直接聞いて頂く為にも次回は、本会に同席させて頂きたい。
    ・コプラス社との質疑応答で真面な回答が返ってこず、当方の要望が入居予定者に伝わっているとは思えない事から、コプラス社を中立にした話ではなく、直接、入居予定者と話をさせて頂きたい。
    ・住民の要望によっては、将来、入居者が出費を強いられる場合もあり、コプラス社としても、告知義務があるはずなので、後ろめたいことがなければ、同席させても問題はないはず。

     

  8. 情報開示の要請
    ・現状では、周辺住民のコプラス社への不信感が相当に募っているが、これを改善し信頼関係を醸成する為には、情報の開示が重要であり、今後、コプラス社として誠意ある情報開示をお願したい。

     

  9. 区への報告
    本日の打ち合わせ内容については区に報告される。

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